ヒース・セラミックス*工場見学ツアー*
「バレエじゃなくてフォークダンスみたいなことがしたい」
ネーティブアメリカンの器に出会ったイーディス・ヒースが
1946年に設立したヒース・セラミックス
その工場見学ツアーへShinaさんと行って来ました
(この写真は今工場内で行われてるパンプキンコンテストの作品の1つ)
2003年にデザインコンサルティングをしていた2人の男女が買い取り
今までやってきたことに敬意を払った上で将来のビジョンを提供すると言う役割が成功し
シンプルなフォルムと名前の分からない微妙で美しい色の作品が今でも人気
フランク・ロイド・ライトの建築に使う食器
エーロ・サーリネンやアレクサンダー・ジラルドのためのオリジナルタイルも
製作した事があるそう
見学ツアーまず始めは
クレイ(陶土)を混ぜる場所
大きなワイン用の樽で豪快に混ぜる
クレイの種類は二種類でサクラメントの土を使用
日本の様にろくろを回すのとは違い
型を使って成形するスタイル
ポットやカップはキャストと呼ばれる型に
クレイを流し込み外が固まったところで中の液体を取り出す
ハンドルは別に作り
1つ1つ手で付けていく
その方が頑丈にできるそう
型もすべて手作り
昔からのデザインを未だに変わらず作り続ける
お皿やボールなどは
ジガーと言う機械と型を使って作る
型から取り出して乾かし
1つ1つ手でキレイに手を入れて
釉薬を付け
ガスの窯で焼く
タイルも60年代初めから製作していて
サンフランシスコのダウンタウンに新しくタイル工場ができて
サウサリートは器専門の工場になります
お店のいたるところに
美しいアンティークタイルが
この日は日曜日のツアーなので
工場自体は運営されていませんでしたが
金曜日のツアーに来ると実際に作られている
所を見る事ができるそうですよ
*次は工場に隣接するお店でヒースの作品をショッピング*
by Aqua_blueY
| 2012-10-23 03:22
| サンフランシスコ