降板
実は今日降板してきました。
理由はいくつかあります・・・
1つは、作品の「とり」の1つであるOld Deuteronomy(オールド・デュトロノミー)に
配役されていた人がものすごい人で。
初めて彼の歌を聴いたとき鳥肌が立ち、この舞台はきっと大成功だと確信したのに
彼が降板してしまったのです。
そして代役としてオーディションに受かった人が・・・歌は確かに上手いけれど
ちょっと比べ物にならない。
新しいOld Deuteronomyでこの作品が成功するのだろうか・・・と疑問がわいた事。
そして一番の理由は監督/振付家のビジョンが私には納得できないこと。
アメリカではオリジナルの物をそれ通りに再演する監督と全く自分の振り付けでやる監督がいます。
彼は後者なのですが、それが私はいけないとは全く思わないけれど彼の振り付けはちょっと楽しんで踊れないもので・・・
この世界では降板は珍しくない事だけど私としては初めてでとても悩んだ選択でしたが、やるからには自分の納得できる物をやりたいしそれはきっと見てる人にも伝わるはず。
だから今回は降板する事に決めたのです。
楽しみにしてると応援のコメントを下さった皆さん、「劇場の情報を教えてください」とメールを
下さった皆さん、本当にありがとう。
5月、6月にあるシカゴは予定通り出演するつもりですので、そちらの方を楽しみにしていてくださいね。